【ケアマネ試験Q&A】社保と国保の役割違いがイマイチ良くわかりません

B!
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山口あき子
受講生からのQ&Aをシェアしたいと思います。
ぜひ、参考にしてくださいませ。

『市町村に地域支援事業支援交付金および介護給付費交付金を交付するのは、社会保険診療報酬支払基金が行う。』
上記文章ついて、社保と国保の役割違いがイマイチ良くわかりません
教えて下さいm(_ _)m

まず、「社会保険診療報酬支払基金」とは、保険医療機関(薬局)からの診療に係る医療費の請求が正しいか審査したうえで、健康保険組合(保険者)などへ請求し、健康保険組合から支払われた医療費を保険医療機関へ支払いをする仕事をしている基金です。

つぎに、「社会保険」は、日常生活の中で「社会保険」という言葉が使われる場合、会社で加入する健康保険と厚生年金のことを指すケースが多いですね。

狭義での社会保険とは、「医療保険」、「年金保険」、「介護保険」の3つのことです。

広義の社会保険とは、社会保障制度の一つで、国民の生活を保障するための公的な保険制度で、国や地方公共団体などの公的機関が運営し、加入者(被保険者)が支払う保険料や国庫負担金などによって運営費用がまかなわれます。広義の社会保険に含まれるものは以下の5つです。
・医療保険 ・年金保険 ・介護保険 ・雇用保険 ・労災保険

そして、国保とは「国民健康保険」ですね。
「国民健康保険」は、保健に加入する職業は、自営業の人、農家や主婦の人、会社を退職した人、未成年の学生などが加入する保険です。 国民健康保険を運営しているのは、主に市区町村、つまり地方公共団体が運営しています

したがって、「社会保険診療報酬支払基金」は、広義の社会保険における請求事務を指しています。

広義の社会保険は「狭義の社保」と「国保」を含むことになりますので、広い意味と狭い意味があることを理解すると良いでしょう。

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