【ケアマネ試験Q&A】高齢者が脱水をしやすい理由に不感泄量の増加があるのは?

B!
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山口あき子
受講生からのQ&Aをシェアしたいと思います。
ぜひ、参考にしてくださいませ。

高齢者が脱水をしやすい理由に不感泄量の増加があると言う問題は×になってるのですが意味がよく理解出来ないのですが?

不感蒸泄は寝ている時や何もしていない時にも、皮膚や呼吸をすることによって水分が失われる事を言います。尿排便などからもたくさんの水分を1日で排泄してしまいますので、しっかりと毎日水分を摂取しなければいけません。

しかし、高齢者になると、食が細くなったり、嚥下機能低下などにより必要な水分量を摂取する事が困難になります。すなわち、高齢者が脱水をしやすい理由としては、不感蒸泄量ではなく水分摂取量の低下が原因です。

また、高齢者の体内水分量が不足する理由として

•加齢に伴う筋力低下(筋肉量が減少することにより体内の水分量が減ってしまう)
•加齢に伴う腎臓機能の低下(腎機能の低下により薄い尿がたくさんの出るようになり夜でもトイレに行きたくなったりします。夜にトイレに行きたくなるからという理由から、水分を取ろうとしない方もいます。)
•加齢に伴う感覚機能の低下(のどの渇きも感じにくくなり、水分が必要であっても気づく事が難しくなります)
高齢者の脱水については、高齢者の身体的変化も含めて整理出来たら良いですね!!

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