【ケアマネ試験Q&A】「訪問看護」と「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」とは?

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山口あき子
受講生からのQ&Aをシェアしたいと思います。
ぜひ、参考にしてくださいませ。

「訪問看護」と「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」どちらのサービスも訪問看護ですが、何が違うのか教えてください。

まず、定期巡回・随時対応型訪問介護看護は

1.地域密着型サービスの一つであること

2.介護と看護の両方を定期的、または随時対応が可能で、訪問介護と看護が一体的に提供される。

3.要支援の方は利用できない

4.一人暮らしで認知症のある中重度の要介護者の利用が多い

などが訪問看護サービスと違う部分です。

例えば高齢の母親が一人で暮らしているが認知症状が出てきているので心配。一日に何回か様子を見てきてほしい。困ったときにすぐに駆けつけてきてくれると助かる、といったようなケース。

また、病院から退院したばかりで一日に何回かケアが必要だけど、介護者も高齢で介護が難しい場合や、緊急時の対応もしてくれると安心といったケースなど柔軟な対応が可能で24時間365日、安心して自宅でも生活が継続できます。

定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービスは2012(平成24)年から始まった新しいサービスで、まだ認知度も高くありません。

しかし、病院を退院した人で居宅での介護が困難な重度要介護者が多くみられることや、医療面でのニーズが必要な要介護者も多いことなどから、

介護と看護の両方に定期的、随時対応してもらえるこのサービスは、住み慣れた地域での生活を継続していくための地域包括ケアシステムの構築に向けて、今後も増加していくことが期待されています。

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