ぜひ、参考にしてくださいませ。
「サテライト型」って、なんですか?
「サテライト型」とは、本来は「衛星」「人工衛星」という意味ですが、介護保険制度における「サテライト型」とは大きな母体になる施設または病院などがあり、そこから遠くない場所(車で20分以内)に設置された小規模の事業所のことです。
特徴は、母体となる事業所とサービス提供が一体化されていること、人員管理が一元的に行われることが挙げられます。
つまり、Aという母体施設がBというサテライト型事業所を併設した場合には、AのスタッフがBにおいてもサービスを実施できるし、Bのスタッフの勤務体制や勤務内容もAにおいて一緒に管理されなくてはなりません。
サテライト型事業所を設置できるサービスは
訪問介護・介護予防訪問介護
訪問看護。介護予防訪問看護
訪問リハビリ・介護予防訪問リハビリ
通所介護・介護予防通所介護
定期巡回・随時対応型訪問介護看護
夜間対応型訪問介護
認知症対応型通所介護・介護予防認知症対応型通所介護
小規模多機能型居宅介護・介護予防小規模多機能型居宅介護
ですが、都道府県によって設置可能な事業所は異なります。
小規模多機能居宅介護を例に挙げるとサテライト型事業所は最大2箇所まで設置することができると定められています。
登録定員は本体の29人までに対して18人まで、通いの定員は登録定員の半分から12人まで、泊まりの定員は通いの定員の3分の1から6人までと決められています。
本体同様に通い・泊まり・訪問サービスの機能は設けるが、本体の空床状況によっては本体に宿泊したり、本体の訪問スタッフが訪問サービスを提供したりすることも可能です。
人員については、管理者は本体の管理者が兼務することが可能な他、看護職員・介護支援専門員・夜間の宿直者(緊急時の訪問対応要員)は、本体からの適切な支援が受けられるならば置かないことが認められます。
併せて覚えておくと良いでしょう。
しっかりと理解しておきましょうね。
【できると思えばできる、できないと思えばできない。これは、ゆるぎない絶対的な法則である。
パブロ・ピカソ】
ケアマネ試験まで、まだまだ時間があります。
いま、焦る必要はありませんし、焦っても仕方がありません。
できると思って、やる。1日1日、できることをやっていきましょう。
その小さな小さな積み重ねが、やがて、大きな結果に結びつくのです。