山口あき子
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2017年ケアマネ試験問題 保健医療サービス
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保健医療サービス:29年度問題26

検査について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 低栄養指標には、BMI(Body Mass Index)が18.5未満、血清アルブミン値が3.5g/dL以下などがある。

2 ヘモグロビンA1cの値は、過去1~2カ月の血糖レベルを反映している。

3 大動脈疾患や進行した動脈硬化の場合は、左右の上肢で血圧に差がみられることがある。

4 狭心症は、症状がなくても心電図により必ず診断できる。

5 赤血球数や血色素の基準値は、性別で異ならない。

◆ポイント◆

介護支援専門員として、疾患の基礎的知識や関連する検査・血液デタを押さえておこう。
・血清アルブミン値:高齢者の長期の栄養状態を見るための指標である。
・BMI:体重(㎏)÷(身長(m)×身長(m))で表した数値である。日本肥満学会では、18.5未満が低体重、25以上を肥満と定義づけている。
・狭心症:冠動脈の狭窄により、心筋が必要とする酸素量が供給されず、前胸部の違和感などを呈する症状である。運動時に起こる労作性狭心症と安静時に起こる異形狭心症がある。

◆答えの解説◆

1=〇
BMI の数値や血清アルブミン値は、低栄養の指標としてよく使われる。したがってこの記述は正しい。
2=〇
ヘモグロビンA1c(糖化ヘモグロビン)は、過去1~2カ月の平均的な血糖レベルを示す値である。したがってこの記述は正しい。
3=〇
記述の通りである。動脈硬化の起こった上肢では、血圧が高値を示すことがあり、左右差が生じる。
4=×
狭心症は発作が起こっていないときには心電図では異常波形を示さないことがある。そのため、冠動脈CTや心臓MRIなどで診断することもある。したがってこの記述は正しくない。
5=×
赤血球数や血色素の基準値は、性別で異なり男性の方が高く設定されている。したがってこの記述は正しくない。

保健医療サービス:29年度問題27

高齢者に多い疾病について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 関節リウマチでは、朝の起床時に指の関節がこわばり、屈曲しにくくなる。

2 脊柱管狭窄症では、腰痛、下肢痛、しびれは見られない。

3 大腿部頚部骨折の受傷原因として最も多いのは、転倒である。

4 加齢黄斑変性症は、高齢者の重篤な視力障害の原因の一つである。

5 ノルウェー疥癬(角化型疥癬)は、ダニの数が少ないので、感染力が弱い。

◆ポイント◆

高齢者に多い主な疾病のうち、基本的知識についてまとめておく。
・加齢黄斑変性症:網膜の中心部にある黄斑に異常をきたす疾患である。加齢に伴い増加し、中心部に視野欠損がみられる。(中心暗転)
・脊柱管狭窄症:脊髄の通り道である脊柱管が狭窄することで、脊髄や神経が圧迫されて症状をきたす。介護保険の特定疾患の一つである。

◆答えの解説◆

1=〇
記述の通りである。関節リウマチでは、起床時に起こる関節のこわばりは特徴的である。また、1日の中でも症状の出現に差異が生じる日内変動というものがある。
2=×
脊柱管狭窄症の主な症状は、腰痛・下肢痛・しびれが多く、これは脊柱管の狭窄が神経を圧迫することによって生じる。したがってこの記述は正しくない。
3=〇
転倒は、高齢者の大腿骨頸部骨折の受傷原因として最も多い。したがってこの記述は正しい。
4=〇
加齢に伴って多く発症すると言われている加齢黄斑変性症は、白内障や糖尿病性網膜症と並び、高齢者の重篤な視力障害の1つとなっている。したがってこの記述は正しい。
5=×
非常に感染力が強く、集団感染を引き起こすノルウェー疥癬(角化型疥癬)は、ダニの数が通常の疥癬が1,000匹程度であるのに対し、100万匹以上も寄生する。

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保健医療サービス:29年度問題28

循環器に関する次の記述について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 心筋梗塞、弁膜症による心不全では、呼吸困難などの呼吸器症状は出現しない。

2 心房細動は、脳梗塞の原因の一つである。

3 心筋梗塞には、発症後短時間であれば、閉塞した冠動脈の再疎通療法が適応となる場合がある。

4 不整脈は、心臓自体の異常のほか、ストレスや喫煙、睡眠不足、飲酒などで起こることもある。

5 起立性低血圧が認められた場合には、心臓の負荷を減らすため、血管拡張薬が処方される。

◆ポイント◆

循環器疾患は高齢になるについて生じやすい。それぞれの症状や他の疾患との関連性について押さえておこう。
・心房細動:不整脈の一種で、心房全体が電気信号の乱れで痙攣したような状態となり、血液をうまく送り出すことができなくなる。
再疎通療法:詰まった血管を再開通させる治療法。血栓を溶かす薬剤を投与する方法と、血管を拡張させる方法がある。
・弁膜症:心弁が開かなくなる狭窄と、弁の閉鎖が不完全で逆流してしまう閉鎖不全がある。

◆答えの解説◆

1=×
心不全では、肺うっ血を起こしやすく呼吸困難、食欲低下、浮腫、尿量低下などが出現する。
2=〇
脳塞栓(心原性脳塞栓)には、心臓で作られた血栓が心房細動が原因で脳へ運ばれて血管を防ぐことが多い。したがってこの記述は正しい。
3=〇
心筋梗塞の発症後短時間であれば、心筋梗塞の重篤化を押さえる方法として、冠動脈の再疎通療法が有効である。したがってこの記述は正しい。
4=〇
不整脈は心臓疾患によるもの以外にも、ストレス・睡眠不足・飲酒・喫煙などで起こることもあり、原因は多岐にわたる。したがってこの記述は正しい。
5=×
座位や臥位から急に立ち上がった時に見られるめまいやふらつきが起立性低血圧であり、血管拡張剤の処方は適切ではない。

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保健医療サービス:29年度問題29

呼吸器疾患について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 急性上気道炎では、ウイルス感染が疑われる場合であっても、肺炎予防のために抗菌薬を使用する。

2 誤嚥性肺炎は、口腔咽頭分泌物などを繰り返し誤嚥することにより発症する。

3 慢性閉塞性肺疾患(COPD)では、気管支拡張薬や吸入ステロイド薬が使用される。

4 慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、介護保険法の特定疾病に指定されている。

5 慢性閉塞性肺疾患(COPD)では、発症すると症状は改善しないため、禁煙する必要はない。

◆ポイント◆

呼吸器疾患について問われている。高齢者に罹患率が高く日常生活に支障が出る場合がある。
・慢性閉塞性肺疾患(COPD):肺気腫・慢性気管支炎の総称。気道が狭くなることで肺の機能低下を引き起こす疾患。
・急性上気道炎:一般的に言われる風邪のこと。上気道とは、花・咽頭・喉頭を指し、そこで炎症を起こす疾患である。

◆答えの解説◆

1=×
急性上気道炎でウイルス感染が原因の場合、抗菌薬は効果を示さないので使用しない。したがってこの記述は正しくない。
2=〇
記述の通りである。誤嚥性肺炎は嚥下障害が原因となり、、誤嚥を繰り返すことで、細菌等が肺に侵入して炎症を起こし発症する。
3=〇
薬物療法として、気管支拡張薬や吸入ステロイド薬などを使用することで、狭くなった気道を広げ呼吸をしやすくする。したがってこの記述は正しい。
4=〇
記述の通りである。介護保険法の特定疾病に指定された疾患のひとつである。
5=×
喫煙により症状が悪化するため、症状の進行を防ぐためにも禁煙をする必要がある。したがってこの記述は正しくない。

保健医療サービス:29年度問題30

神経難病について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 筋萎縮性側索硬化症(ALS)では、眼球運動や肛門括約筋、知覚神経は末期まで保たれる。

2 筋萎縮性側索硬化症(ALS)でみられる筋力低下や筋萎縮には、筋力トレニングが効果的である。

3 パキンソン病では、精神症状、自律神経症状は出現しない。

4 パキンソン病の治療は、薬物療法が基本である。

5 進行性核上性麻痺では、思考の遅延や無感情などの認知機能低下を早期から認めやすい。

◆ポイント◆

代表的な神経難病について、症状を以下にまとめた。
・パキンソン病:脳の黒質細胞の変性消失で、安静時振戦、無動、姿勢反射障害、筋固縮の四代運動症状を引き起こす。
・筋萎縮性側索硬化症(ALS):原因不明の疾患。徐々に全身の骨格筋が委縮し、運動神経の低下を引き起こす。50歳以上に発症することが多く、男性にやや多い。
・進行性核上性麻痺:黒質を含む脳の基底核を中心に脳幹、小脳、前頭葉など広範囲に進行性の変性が生じる疾患。歩行障害や構音障害、嚥下障害、認知機能低下などの症状が現れる。

◆答えの解説◆

1=〇
筋萎縮性側索硬化症では、感覚障害、膀胱直腸障害、眼球運動障害、褥瘡は通常現れない。したがってこの記述は正しい。
2=×
脊髄や延髄の運動神経の障害であるため、筋力トレニングなどでは筋萎縮性側索硬化症でみられる筋力低下や筋萎縮は回復しない。したがってこの記述は正しくない。
3=×
パキンソン病では、進行につれて起立性低血圧や排尿障害などの自律神経症状やうつ状態や認知症などの精神症状が見れれる。したがってこの記述は正しくない。
4=〇
記述の通りである。治療の基本は、Lドパやドパミンアゴニストなどのドパミン神経伝達を改善させる薬物療法である。
5=〇
初期段階から転びやすく、かつ無感情や抑うつなどの前頭葉を中心とした認知機能低下が見られる。したがってこの記述は正しい。

保健医療サービス:29年度問題31

認知症について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 BPSD(認知症の行動・心理症状)は、一般に認知症が進行するほど重症化する。

2 血管性認知症では、適切な治療やリハビリテーションにより、認知機能が改善した例もある。

3 レビー小体型認知症は、幻視が特徴的で、払いのけたり、逃げるような動作を伴う。

4 アルツハイマー型認知症の治療薬は、易怒性などの興奮性のBPSD(認知症の行動・心理症状)を悪化させる可能性がある。

5 慢性硬膜下血種による認知機能障害は、慢性化しているため、血種を除去しても回復が期待できない。

◆ポイント◆

ここでは認知症に関する基本的な知識が問われている。それぞれの認知症の症状や治療方法などを整理しておこう。
・中核症状:脳が損傷したことに直接起因する症状。記憶障害、見当識障害、判断力の低下など。
・BPSD:これまでの生活体験や現在の状況に起因する行動・心理症状。治療や対応が可能。
・レビー小体型認知症:αシヌクレインというたんぱくが、脳だけでなく末梢神経などを含めて広く異常沈着することによって引き起こされる認知症。

◆答えの解説◆

1=×
記述の内容は中核症状についてである。BPSDは認知症が進行しても、適切な対応などによって軽減したり消失したりすることがある。
2=〇
記述の通りである。血管性認知症は、障害を受けた部位への適切な治療やリハビリテーションで認知機能が改善することもある。
3=〇
幻視はレビー小体型認知症の特徴であり、見えたものに対して払いのけたり逃げたりするような動作を伴う。したがってこの記述は正しい。
4=〇
記述の通りである。ドネペジルなどのアセチルコリンを増やす薬剤は、活力を増やす半面、易怒性などの興奮性BPSDを悪化させる可能性がある。
5=×
慢性硬膜下血腫は、手術により脳を圧迫している血種を除去することで認知症症状は元に戻る。したがってこの記述は正しくない。

保健医療サービス:29年度問題32

次の記述について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 老年期うつ病は、認知症と明確に区別され、認知症に移行することはない。

2 せん妄は、興奮を伴うことが多いが、活動性が低下するものもある。

3 せん妄の発症の誘因として、睡眠障害、薬剤、環境の変化などが挙げられる。

4 せん妄の治療は、誘因にかかわらず薬物治療を最優先とする。

5 統合失調症は、軽症化したとしても、その後症状が再発することがある。

◆ポイント◆

老年期に見られるうつ病やせん妄、類似する疾患について問われている。症状や関連用語について以下にまとめた。
・せん妄:意識障害の一種で高齢者に多い。軽度の意識障害が一般的であり、一過性の認知機能低下や見当識障害などがみられる。せん妄を引き起こす原因や誘因を取り除くことで症状は消失する。
・老年期うつ病:50~64歳の初老期に多い。不眠や頭痛などの身体症状の訴え、不安・焦燥感が強い。
・統合失調症:大半は思春期から中年期以前に発症すし、慢性化しやすい。その症状は、派手な症状(陽性症状)と、精神減退を反映する症状(陰性症状)に大きく分けられる。

◆答えの解説◆

1=×
老年期うつ病は、認知症と間違えられやすく区別が難しい場合がある。また、一部は認知症に移行することがあると言われている。したがってこの記述は正しくない。
2=〇
せん妄の症状には、反応性が低下して認知機能や見当識、注意力が低下する傾眠低覚醒型、興奮や錯乱を主体とした興奮過覚醒型とがある。したがってこの記述は正しい。
3=〇
記述の通りである。睡眠や覚醒リズムの障害、環境の変化、手術前の不安、アルコル、薬剤の副作用など、せん妄を引き起こす要因はさまざまである。したがってこの記述は正しい。
4=×
薬物治療を優先するのではなく、誘因を明らかにし、その誘因となるものの除去がせん妄の治療には有効である。したがってこの記述は正しくない。
5=〇
統合失調症は、症状が軽減した後再発することがあり、それを繰り返すことも少なくないため、定期的な通院・服薬が必要とされる。したがってこの記述は正しい。

保健医療サービス:29年度問題33

感染予防について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 標準予防策(スタンダド・プリコション)の基本は、人の体液や排泄物のすべてに感染性があるものとして取り扱うことである。

2 ノロウイルス感染者の嘔吐物処理に際しては、汚染した場所をアルコル綿で拭き取ればよい。

3 水痘、麻疹及びB型肝炎は、ワクチンで予防可能な感染症である。

4 咳エチケットは、インフルエンザと診断されたときから心がければよい。

5 高齢者を対象とする肺炎球菌ワクチンは、定期接種となっている。

◆ポイント◆

感染予防の基本的知識が問われている。主な感染症について以下にまとめた。
・麻疹(はしか):麻疹ウイルスで発症する急性熱性発疹性疾患。
・風疹(三日はしか):風疹ウイルスで発症する急性熱性発疹性疾患。
・水痘(水ぼうそう):水痘・帯状疱疹ウイルスに初めて感染した時に発症する急性ウイルス感染症。

◆答えの解説◆

1=〇
記述の通りである。すべての人に実施する感染対策で「あらゆる人の血液、すべての体液、排泄物、創傷のある皮膚、粘膜には感染症があるとの考えに基づく感染予防策である。
2=×
アルコル綿でふき取るだけでは不十分である。ノロウイルス感染者の嘔吐物処理は、次亜塩素酸ナトリウムで行わなければならない。したがってこの記述は正しくない。
3=〇
水痘、麻疹、風疹及びB型肝炎については、小児期の定期接種として指定されており、ワクチン接種で感染予防できる。したがってこの記述は正しい。
4=×
感染症と診断されていなくても、菌を排出する可能性があるため、常日頃から咳エチケットを心がけておく。したがってこの記述は正しくない。
5=〇
肺炎球菌ワクチンは、2014年から65歳以上の高齢者を対象に5年に1回の定期接種となっている。したがってこの記述は正しい。

保健医療サービス:29年度問題34

褥瘡について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 エアーマット等の除圧効果のある予防用具を用いた場合には、体位変換を行う必要はない。

2 褥瘡の発生を促す全身性因子には低栄養、知覚麻痺、意識障害、失禁などがある。

3 褥瘡がある場合には、症状が悪化するため、入浴は避ける。

4 褥瘡は、一般的に感染を伴うことが多く、肺血症の原因となることもある。

5 再発や新たな部位への発生を予測するためには、褥瘡のリスクアセスメントを行うことが有効である。

◆ポイント◆

褥瘡の対応として、ポイントを以下にまとめた。
・リスクアセスメントし、適切な保護
・耐圧分散用具などの用具・機器の活用
・栄養状態の改善・清潔保持
・家族や介護者への介護指導や必要なサービスの導入支援

◆答えの解説◆

1=×
エアーマット等の予防用具で除圧を行っていても、体位変換は必要である。したがってこの記述は正しくない。
2=〇
記述の通りである。低栄養などのほか、脱水、やせ、浮腫、骨粗鬆症、糖尿病、認知症などが褥瘡が発生する全身性因子としてあげられる。
3=×
褥瘡がある場合でも、清潔を保ち治癒を促進するためにも入浴は行ったほうが良いとされる。したがってこの記述は正しくない。
4=〇
褥瘡ができている部分で感染症を引き起こすことがあり、菌が血液中に侵入した場合、菌血症や肺血症の原因となる。
5=〇
褥瘡の発生や再発を予防する観点でもリスクアセスメント(危険性の評価)を行うことは、有効である。したがってこの記述は正しい。

保健医療サービス:29年度問題35

次の記述について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 在宅自己注射は、患者に代わって家族が行うことはできない。

2 高齢者の肺炎では、食欲低下、意識障害、不穏などの症状を示すことがある。

3 脳梗塞の予防には、血圧管理のほか、耐糖能低下、糖質異常などに留意する必要がある。

4 インフルエンザの予防接種の対象者には、寝たきりの高齢者は含まれない。

5 肺血症の主な症状は、高熱、悪寒、ショック状態などである。

◆ポイント◆

ここでは在宅医療管理の基本的知識が問われている。関連用語について整理しておこう。
・耐糖能低下:耐糖能とはブドウ糖をエネルギに変換する能力で、それが低下すること。結果的に高血糖状態を引き起こすことが多い。
・在宅自己注射:病気の治療のため、在宅において自己注射をする方法である。高齢者で多いのが、糖尿病患者によるインスリン自己注射である。

◆答えの解説◆

1=×
在宅自己注射では、患者本人以外にも、家族が行うこともできる。したがってこの記述は正しくない。
2=〇
高齢者の肺炎では、通常症状として現れる発熱や咳、喀痰などが見られない場合がある。したがってこの記述は正しい。
3=〇
高血圧や糖尿病、脂質異常症も脳梗塞の危険因子に含まれるため、耐糖能低下や脂質異常に留意する必要がある。したがってこの記述は正しい。
4=×
定期接種対象者は、「(1)65歳以上の者(2)60歳以上65歳未満の者であって、心臓、腎臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有するものであること」とインフルエンザ予防接種実施要領で定められており、寝たきりの高齢者も当然含まれる。したがってこの記述は正しくない。
5=〇
肺血症は、血液内に侵入した菌が、全身に回り炎症が起こる状態。重篤な症状であり、高熱・悪寒・ショック状態などの症状を示す。したがってこの記述は正しい。

保健医療サービス:29年度問題36

在宅医療管理について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 ストマを増設しても、入浴は可能である。

2 疼痛管理などに自動注入ポンプを用いる場合には、トラブル発生時の対応方法をあらかじめ関係者間で共有しておく。

3 在宅中心静脈栄養法を実施しているときは、経口摂取を行ってはならない。

4 血液透析を行っている利用者では、シャント側の腕での血圧測定を避ける。

5 胃ろうを取り扱うときは、損傷防止のためカテテルを回転させないようにする。

◆ポイント◆

在宅での医療管理が必要な処置や専門用語についてしっかり理解しておこう。
・シャント:血液透析を行うために上肢に造設する血管。閉塞に気を付ける必要がある。
・ストマ:大腸がんなどで肛門近くの大腸を切除した際に造設する消化管ストマ(人工肛門)と、膀胱がんや前立腺がんなどで尿路の変更を行う際に造設する尿路ストマ(人工膀胱)がある。

◆答えの解説◆

1=〇
記述は正しい。ストマを造設している利用者でも、医学的管理の下入浴は可能である。
2=〇
自動注入ポンプの使用に関するトラブルが発生した場合に、どのように対応するかを関係者間であらかじめ共有しておくことが必要である。したがってこの記述は正しい。
3=×
そのようなことはない。嚥下障害等により経口摂取が難しいと考えられるが、医師と相談しながら負担のない程度に経口摂取を心掛けることが大事である。したがってこの記述は正しくない。
4=〇
普段からシャント部分はぶつけたり圧を加えたりしないよう保護しなくてはならない。シャント側で血圧を測るような圧迫は、血流が途絶え閉塞してしまう危険性がある。
5=×
カテテルが胃の粘膜に入り込んでいくことを避けるために、皮膚とカテテルの間には1~2cmの「あそび」を持たせる必要がある。カテテルを回転させることで「あそび」があるかどうかを確認する。

保健医療サービス:29年度問題37

在宅酸素療法について正しいものはどれか。2つ選べ。

1 酸素ボンベの使用に慣れれば、医師の指示がなくても、酸素吸入量は自由に設定してよい。

2 酸素消費量が多くなるため、入浴は行わない。

3 電磁調理器の使用時には、酸素吸入は行わない。

4 鼻腔カニューレの使用中であっても、食事や会話が可能である。

5 呼吸同調型酸素供給装置を使用することで、酸素ボンベの消費を減らすことができる。

◆ポイント◆

在宅における酸素療法(HOT)について問われている。酸素ボンベや機器の管理など基本的な部分は理解しておこう。
・機器:在宅時に使用する酸素濃縮器と外出時に使用する呼吸同調型酸素供給装置がある。後者は高圧酸素ボンベを用いているため、停電などでも利用することが可能である。
・管理:高濃度の酸素が入っているため、火気厳禁である。吸入器具は最低週1回交換が必要。
・酸素吸入量:投薬と同時に、一人ひとりの呼吸回数や一回呼吸量により医師が調整を行う。

◆答えの解説◆

1=×
酸素吸入量は、安静時・動作時など場面ごとに医師が判断し指示する。医師の指示内容の数値を超えて勝手に酸素流量を上げてはならない。したがってこの記述は正しくない。
2=×
在宅酸素療法を行っていても医師の指示のもと、入浴は可能である。したがってこの記述は正しくない。
3=×
電磁調理器は火気を用いないため、電磁調理器を利用中の酸素吸入は問題ない。したがってこの記述は正しくない。
4=〇
記述の通りである。鼻腔からのカニューレ挿入は、口腔や咽頭に影響は及ばないので、会話や食事への影響はない。
5=〇
呼吸同調型酸素供給装置は、息を吸ったときにバルブを開いて酸素を送り出し、息を吸っていないときは酸素の供給を停止る機能がある。そのため、酸素ボンベの消費を減らすことが可能である。

保健医療サービス:29年度問題38

高齢者のリハビリテーションについて、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 安静臥床が続くと心肺機能などが低下するため、早期離床を図る。

2 左半側空間失認では、右半分に注意を向けるようなリハビリテーションの工夫をする。

3 リハビリテーションでは、低血糖発作の出現、痛みの増悪、転倒リスクの増大などに対する注意が必要である。

4 福祉用具の給付は、障害者総合支援法が介護保険法に優先する。

5 回復期リハビリテーションでは、機能回復、ADLの向上及び早期の社会復帰を目指す。

◆ポイント◆

高齢期におけるリハビリテーションについて問われている。
・段階:急性期リハビリテーション、回復期リハビリテーション、生活期(維持期)リリハビリテーション
・半側空間無視:失認の一種で片側の空間を認識することができない(左半側が多い)。左半身麻痺の高齢者に多いとされているが、右脳には、空間認知を行う部分が多くあり、右脳で脳内出血や脳梗塞などが発症すると半側空間無視をきたすことが多い。

◆答えの解説◆

1=〇
安静臥床が長期にわたると、廃用症候群が起こり、筋力や心肺機能の低下が見られる。よって、早期離床が必要である。
2=×
左半側空間無視の高齢者は、左半分への注意力が低下するため、左側から声をかけるなど工夫が必要。
3=〇
記述の通りである。リハビリテーションの実施により、他にも、胸痛や不整脈、呼吸困難、けいれん発作などのリスクに注意が必要である。
4=×
福祉用具の給付については、障害者総合支援法より、介護保険法の給付が優先する。したがってこの記述は正しくない。
5=〇
記述の通りである。回復期リハビリテーションは急性期リハビリテーションの後、障害がほぼ固定される1~6カ月程度を目安として実施する。

保健医療サービス:29年度問題39

短期入所療養介護について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 検査、投薬等は、利用者の病状に照らして妥当適切に行う。

2 送迎加算は算定できない。

3 介護老人保健施設の短期入所療養介護では、看護職員又は介護職員の員数の合計は、常勤換算方法で利用者の数に対し6:1以上である。

4 短期入所療養介護をおおむね4日以上利用する場合は、居宅サービス計画に沿って短期入所療養介護計画を策定する。

5 緊急短期入所受け入れ加算は、利用開始日から起算して7日を限度として算定できる。

◆ポイント◆

短期入所療養介護のポイントについてまとめておく。
・目的:看護、医学的な管理下での医療・介護・機能訓練・日常生活上の世話を行う。レスパイトケアやターミナルケアの提供。
・利用料等の負担:食費・滞在費は利用者の自己負担となる。おむつ代は保険給付の対象となるため、利用者が別途負担することはない。
・機能訓練:理学療法や作業療法その他必要なリハビリテーションを行う。

◆答えの解説◆

1=〇
短期入所療養介護では、その利用者の病状に合わせて、検査・投薬・注射・処置などを適切に行わなくてはならない。したがってこの記述は正しい。
2=×
利用者の送迎を行った場合、送迎加算を算定することができる。
3=×
正しくは3:1以上である。常勤換算法とは、「常勤職員の人数」+「(非常勤職員の勤務時間)÷(常勤職員が勤務すべき時間)」で求められる計算方法。
4=〇
おおむね4日以上短期入所療養介護を利用することが見込まれる利用者に対し、短期入所療養介護計画を作成しなければならない。
5=〇
記述の通りである。介護を行う家族に疾病等やむを得ない事情がある場合は14日間算定できる。認知症行動・心理症状緊急対応加算を算定している場合には算定できない。

保健医療サービス:29年度問題40

介護老人保健施設について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 施設内で入所者に対して行った緊急な医療処置については医療保険から給付される。

2 看取りなどを行う際のターミナルケア加算は、算定できない。

3 入所者の居宅における外泊時には、介護保険施設サービス費は算定できないが、外泊時費用を月に6日まで算定できる。

4 医師の指示に基づき必要と認められた場合は、経口移行加算は180日を超えても算定できる。

5 一定の基準を満たす施設において、若年性認知症入所者に対して介護保険施設サービスを行った場合には、受け入れ加算を算定できる。

◆ポイント◆

介護老人保健施設の運営基準や加算について理解しているか問われている。
・在宅復帰・在宅療養支援機能加算(Ⅰ)(Ⅱ):在宅復帰・在宅療養支援等指標が40(もしくは70)以上あること。かつ、地域に貢献する活動を行っている等に該当すれば算定できる。
・栄養マネジメント加算:常勤の管理栄養士が、継続的に入所者ごとの食形態にも配慮した栄養ケア計画を作成し、栄養管理を行った場合に算定される。

◆答えの解説◆

1=×
介護老人保健施設では、常勤で医師を1人以上配置する必要があり、施設内での緊急な医療処置は、介護保険制度のサービス内で提供される。
2=×
介護老人保健施設において、入所者に計画的なターミナルケアを行った場合は、ターミナルケア加算を算定できる。
3=〇
外泊時費用の算定は、入所者が外泊をした場合に月に6日までできる。
4=〇
記述の通りである。原則として180日以内となっているが、必要に応じて180日を超えて算定することができる。
5=〇
若年性認知症の入所者のケアを行った場合、若年性認知症入所者受け入れ加算を算定できる。ただし、認知症行動・心理症状緊急対応加算と同時には算定できない。

保健医療サービス:29年度問題41

高齢者の疾患について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 症状は、しばしば非定型的である。

2 複数の疾患を有することが多いため、積極的に多くの薬剤を併用する。

3 環境の変化により、病状が悪化することはない。

4 老年症候群には、認知症、うつなど精神疾患・精神症状も含まれる。

5 高齢者のQOLや予後は、療養環境、家庭や地域社会の対応などの社会的要因によって影響される。

◆ポイント◆

高齢期における疾患の特徴について問われている。ポイントとなる用語についてまとめておく。
・老年症候群:加齢による様々な症状や状態全般を指す。廃用症候群など。
・非定型的:定型的ではないこと。例えば、肺炎に罹患していても、肺炎の定型的症状の高熱・咳などが出ない場合を指す。

◆答えの解説◆

1=〇
高齢者の場合、成人期の症状と異なる場合があり、診断の基準となる検査値も変動しやすい。したがってこの記述は正しい。
2=×
薬剤の多用は副作用を引き起こす可能性が高くなるため、注意が必要である。したがってこの記述は正しくない。
3=×
高齢者は環境の変化に対応することが難しくなるため、病状も変動しやすい。したがってこの記述は正しくない。
4=〇
記述の通りである。栄養摂取障害や感覚障害、精神障害、排泄機能障害、歩行障害などがある。
5=〇
身体的要因・心理的要因・社会的要因によって高齢者のQOLや予後は大きく影響される。したがってこの記述は正しい。

保健医療サービス:29年度問題42

高齢者のがんとターミナルケアについて、より適切なものはどれか。2つ選べ。

1 若年性と比較して、高齢者ではがんによる痛みの訴えが多くなる。

2 BPSD(認知症の行動・心理症状)には、がん性疼痛が原因のこともある。

3 小規模多機能型居宅介護では、ターミナルケアは提供できない。

4 介護老人保健施設入所者に対するがんの治療は、医療保険の適用について制限を受けない。

5 死後のケアであるエンゼルケアは、遺族のグリフケアとしても意味がある。

◆ポイント◆

タミナル期における基本的知識や社会資源などが問われている。
・エンゼルケア:死後、衣服を整えたり、顔を清拭したり、外見を整えるケアなどを行い、医療的な器具を抜いたりするケアである。
・グリフケア:遺族に対する悲嘆の援助。悲しむ遺族に対して精神的安定に配慮し、対応していく。

◆答えの解説◆

1=×
高齢者は若年性より痛みに対する感覚が鈍くなるため、進行していても痛みを訴えることは少ない。したがってこの記述は正しくない。
2=〇
記述の通りである。認知症の高齢者では、がんの痛みが原因でBPSDを生じやすい。
3=×
小規模多機能型居宅介護においても、定められた基準を満たせばターミナルケアを提供できる。したがってこの記述は正しくない。
4=×
介護老人保健施設におけるん治療については、内容によって、介護保険が適用されるものと、医療保険が適用されるものがある。その場合、医療保険の適用について制限がある。
5=〇
適切なエンゼルケアの実施は、遺族の安心感につながり、グリフケアにもつながっていく。したがってこの記述は正しい。

保健医療サービス:29年度問題43

服薬管理について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 高齢者の服薬管理能力の把握には、ADLや生活環境の評価は必要ない。

2 高齢者が服用中の薬の副作用の不安を訴えた場合は、その意思を尊重し、すべての服薬の中止を進める。

3 認知機能低下は、用法や薬効に対する理解不足を生じさせ、適切な服薬管理を困難にする。

4 「お薬手帳」により、処方情報を共有する。

5 居宅療養管理指導では、薬剤師は、医師や歯科医師の指示を受け、利用者を訪問して薬学的管理指導を行う。

◆ポイント◆

高齢者の服薬管理について認知能力、心身機能の低下等が影響する点について理解しておこう。
・服薬管理能力:自分自身で処方された薬を服薬でき、きちんと管理が行えているか?それを評価するための「服薬理解能力評価スケル」もある。
・お薬手帳:服薬管理ツールの一つ。多くの病院・診療所に通っている高齢者に過剰服用がないか、飲み合わせが悪くないかなどを確認する。

◆答えの解説◆

1=×
ADLや生活環境、認知機能の把握は、自分で飲むことができるか、自分で適切な場所に薬剤を保管できるかなど、高齢者の服薬管理能力に影響する。したがってこの記述は正しくない。
2=×
主治医の指示がない状態で勝手に服薬を中止することは、病状悪化につながる可能性があるためおこなってはならない。
3=〇
記述の通りである。飲み忘れや服薬方法を間違える、置き場所が不明になるなど管理が困難になる。
4=〇
高齢者は多剤併用であることが多いため、「お薬手帳」を用いることで、処方情報を一元化できるメリットがある。
5=〇
薬剤師による居宅療養管理指導は、病院や診療所、薬局の薬剤師が利用者宅を訪問して薬剤的管理指導を行う。

保健医療サービス:29年度問題44

訪問看護について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 介護保険の訪問看護費は、看護小規模多機能型居宅介護と併用して算定できる。

2 看護師は、臨時応急の手当てを行うことができる。

3 訪問看護事業所の開設者は、医療法人及び社会福祉法人に限られる。

4 急性増悪時に主治医が交付する特別指示書の有効期間は、14日間である。

5 看護体制強化加算は、緊急時訪問看護加算、特別管理加算、ターミナルケア加算の各々について一定の要件を満たした場合に認められる。

◆ポイント◆

ここでは、介護保険における訪問看護の人員基準や運営基準について問われている。
わかりづらいポイントをまとめた。
・法人格の有無:訪問看護ステションは法人格がなければならない。病院・診療所が行う場合は法人格は不要である。
・みなし指定:訪問看護ステションが行う場合はみなし指定はないが、病院・診療所が行う場合はみなし指定の適用がある。
・訪問看護指示書:訪問看護は、主治医の指示書に沿って適切なサービス提供を行う。
・同居家族への提供:同居家族への訪問看護の提供はできない。

◆答えの解説◆

1=×
看護小規模多機能型居宅介護を利用している者は、別の事業所からの訪問看護を重複して利用することはできない。したがってこの記述は正しくない。
2=〇
訪問看護の内容として「診療の補助」があり、臨時応急の手当ては医師との連携の下で行うことができる。したがってこの記述は正しい。
3=×
記述は間違いである。法人格であれば医療法人や社会福祉法人に限定されず、営利法人やNPO法人等でも可能である。
4=〇
(特別訪問看護指示書は、急性増悪時などに主治医から交付される指示書で、有効期間が14日間となっている。
5=〇
緊急時訪問看護加算を算定した利用者の占める割合が100分の50以上、特別管理加算を算定した利用者の占める割合が100分の30以上であり、算定日が属する月の前12か月において、ターミナルケア加算を算定した利用者が1名以上である場合に、看護体制強化加算を算定できる。

保健医療サービス:29年度問題45

次の記述について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 介護予防訪問看護は、介護予防・日常生活支援総合事業の介護予防・生活支援サービス事業に含まれる。

2 居宅療養管理指導は、管理栄養士や歯科衛生士も行うことができる。

3 30日以上継続して短期入所療養介護を利用することについてやむを得ない理由がある場合には、30日を超えて短期入所療養介護を算定できる。

4 看護小規模多機能型居宅介護の運営推進会議は、利用者の家族や地域住民の代表者も構成員となる。

5 介護予防訪問リハビリテーションを介護予防サービスに位置づける場合には、、主治医の指示があることを確認する。

◆ポイント◆

介護保険における医療系サービスについて問われている。各サービスの特徴を押さえておこう。
・居宅療養管理指導:通院困難な要介護者の自宅を訪問して、医師や歯科医師、薬剤師等が療養上の管理及び指導を行う。
・短期入所療養介護:介護老人保健施設や介護医療院、介護療養型医療施設等で短期間入所して医療・介護・日常生活上の世話等を行う。
・運営推進会議:地域密着型サービスの一部で行われる地域連携などを目的とした会議である。サービスの種類によって開催頻度が決まっている。

◆答えの解説◆

1=×
介護予防訪問看護は地域支援事業に移行しておらず、予防給付に位置付けられている。介護予防・生活支援サービスに移行したのは、介護予防訪問介護・介護予防通所介護である。
2=〇
記述の通りである。他に、医師や歯科医師、薬剤師、管理栄養士や歯科衛生士も行える。
3=×
たとえやむを得ない理由があっても30日を超えての短期入所療養介護費は算定できない。
4=〇
運営推進会議の構成員は利用者とその家族、町内会役員や民生委員などの地域住民の代表者、市町村職員等もなれる。
5=〇
、医療系サービスである訪問看護や訪問リハビリテーションを介護予防サービスに位置づける場合、主治医の指示が必ず必要である。

山口あき子
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